2010年11月

和文化・日本の陶芸

色変化のぐい呑み、赤と黒のコントラストに深みあり

赤いぐい呑みや抹茶茶碗を中心に作陶していますが、

赤色だけでなく、釉薬と焼成技法の工夫で、

赤色を他の色に変化させて、

見たこともないような情景を現わしています。



鮮やかな赤というよりは、

落ち着いた赤、深い赤のぐい呑みができました。


深い赤のぐい呑み



ぐいのみの胴肌





見込みを覗くと、赤と黒のコントラストに深みを感じます。


ぐい呑みの見込





ひとつの赤色だけでなく、様々な赤、他の色へ、

ぐい呑みという、狭い器の中にも

広く赤の世界を展開しています。




時間をかけ、手間をかけ、

一回の焼成で出来上がるのは、ひとつの作品だけ。


効率はよくありませんが、

世界に二つとない、作品たちとの出会いが楽しみです。








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akaitouki at 19:56|PermalinkComments(0) 赤いぐい呑みの陶芸作品