2014年10月

和文化・日本の陶芸

スイス・モントルーアートフェアへ陶芸作品を出展

毎年11月にはアートフェアで賑わう

スイスの芸術都市モントルー。


モントルーアートフェアへ、当ギャラリー南天から、

日本を代表する陶芸作品として、

窯変紅葉茶碗を出展、発表いたします。



以下の会場、会期にて開催されます。


■モントルーアートウェア

■会期:2014年11月5日(水)〜11月9日(日)5日間

■会場:モントルースイス 音楽&コンベンションセンター




是非、実物をご覧ください。入場は無料です。








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akaitouki at 16:39|PermalinkComments(0) スイス美術展へ出展 

和文化・日本の陶芸

エトワール芸術大賞受賞作品−窯変紅葉茶碗 金田充夫

2014年12月発刊の美術の杜vol.36創立10周年記念号に

フランス「エトワール芸術大賞」を受賞した陶芸作品

「窯変紅葉茶碗」が掲載されました。


美術の杜vol36冬号


美術の杜vol36冬号掲載




エトワール芸術大賞

■ 金田充夫(かねだみつお)


エトワール芸術大賞受賞作品 金田充夫


エトワール芸術大賞受賞作品 金田充夫





選考委員会のクリスティーヌ・モノーさんから

とても刺激的な批評をいただき光栄です。

クリスティーヌ・モノー氏の批評



”不変の自然美を、一瞬の七色で再現する名品”


目にした人全てに、永遠の感動を刻む「窯変紅葉茶碗」は、

日本人の生み出した陶芸美の、究極の高みである。


前史に例なく、後代千年も、恐らく後継はない。

一代限りの輝きであり、極美の宴である。


もっとも自然の色彩の清々しく、華ある秋の絶景が

本作には、こぼれんばかりの生々しい色の洪水で顕現されている。


金属的な神秘の赤モミジの発色。山から降りてくる茶や黄色の流れ。

まるで水色の桜花のような茶溜まりの秋空。

高台からの白の配分も、一層全体の色を煌々と照らし、声もない。


作家は”窯に絵を描いてもらう”と苦もなく述べるが、

その謙虚な作陶姿勢にも胸打たれる。

作家の作品は、日本の誇りであり、小さな奇跡の実体化でもある。



                 文/クリスティーヌ・モノー








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akaitouki at 18:07|PermalinkComments(0) 受賞した陶芸作品一覧 

和文化・日本の陶芸

国際美術評論家大賞受賞作品−窯変紅葉茶碗 金田充夫

2014年8月発刊の美術の杜vol.35創立10周年記念号に

陶芸部門の国際美術評論家大賞を受賞した作品

「窯変紅葉茶碗(ようへんこうようちゃわん)」が

掲載されました。


美術の杜vol35夏号


美術の杜vol35夏号掲載




国際美術評論家大賞

■ 金田充夫(かねだみつお)


国際美術評論家大賞受賞作品 金田充夫


国際美術評論家大賞受賞作品 金田充夫





選考委員会のクリスティーヌ・モノーさんから

作品への好評価の批評をいただき、喜ばしい限りです。


クリスティーヌ・モノー氏の批評

”秋景の美を封印する、七色釉の魅惑”

日本の秋の紅葉の、真紅や黄、目を射るオレンジの、

普遍的な色の鮮明が、複雑な変容を見せながら、

神秘の発色に昇華した「窯変紅葉茶碗」は、

日本人陶芸家の創出した、至高の名品だ。


手応え豊かな沓形の重厚感、

見込みに覗く黒、高台脇に残る白の按配、

赤耀色が虹の輝きを放つ光沢の天下無比など、

”自然の色”が、一個の意匠に凝集された様は、

窯変茶碗の歴史を塗り替えるほどの

高貴な存在感に満ちる。

宝石紅や火炎紅にも勝る、銅紅釉の美しさは、

永遠に世界を瞠目させ続けるだろう。


さらに本作が秀逸なのは、

茶溜まりに広がる水色の味わいで、

紅葉を映す湖面、あるいは秋空の澄明を体感させ、

作品の広がりを、真に自然へと還元し、

壮麗極まりない。


          −文/クリスティーヌ・モノー








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