和文化・日本の陶芸

金田充夫(かねだみつお) 世界芸術遺産作家

陶芸家 金田充夫(かねだみつお/Mitsuo Kaneda) 作


窯変茶碗 「繚乱」
(ようへんちゃわん 「りょうらん」)

窯変茶碗「繚乱」

乱れ咲く花園の香り立つ窯変美、陶史にない奇跡の作品



1934年愛知県生まれ 

1976年に染色技術者から陶芸に転身

独学で、化学知識を基に、

一つの釉薬で七色を発色する ” 七色釉 ” を作り出し、

” 窯が絵を描く ” 手法を開発



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フランス「エトワール芸術大賞」受賞

エトワール芸術大賞受賞


”不変の自然美を、一瞬の七色で再現する名品”


目にした人全てに、永遠の感動を刻む「窯変紅葉茶碗」は、

日本人の生み出した陶芸美の、究極の高みである。


前史に例なく、後代千年も、恐らく後継はない。

一代限りの輝きであり、極美の宴である。


もっとも自然の色彩の清々しく、華ある秋の絶景が

本作には、こぼれんばかりの生々しい色の洪水で顕現されている。


金属的な神秘の赤モミジの発色。山から降りてくる茶や黄色の流れ。

まるで水色の桜花のような茶溜まりの秋空。

高台からの白の配分も、一層全体の色を煌々と照らし、声もない。


作家は”窯に絵を描いてもらう”と苦もなく述べるが、

その謙虚な作陶姿勢にも胸打たれる。

作家の作品は、日本の誇りであり、小さな奇跡の実体化でもある。



     文/クリスティーヌ・モノー






akaitouki at 23:10|PermalinkComments(1) 陶芸家プロフィール 

和文化・日本の陶芸

四季を創る

春は桜に酔い 

夏は水に遊び

秋は紅葉を歩き 

冬は白銀に跳ねる


日本は自然に恵まれた国、

人間は自然の中の一員

自然と仲良くなることが幸せの土台


窯が色を作り、絵を描く窯変の技法で

四季を再現しました


人の手を離れ窯が作る作品には

喜びがあって、癒しがあって

心を自然に帰してくれます



<春>

窯変茶碗−春



<夏>

窯変茶碗−夏



<秋>

窯変茶碗−秋



<冬>

窯変茶碗−冬









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akaitouki at 09:31|PermalinkComments(0) 陶芸家プロフィール 

和文化・日本の陶芸

金田充夫の世界展を開催しました

世界芸術遺産作家(陶芸)卒寿記念「金田充夫の世界展」を

愛知県名古屋市中区の「ギャラリー彩」にて開催。


金田充夫の世界展案内


ギャラリー彩アクセス



■開催期間:2024年3月13日(水)〜3月22日(金)
      [3月18日(月)休館]

      11:00〜18:00[最終日は16:00閉館]


■場所  :ギャラリー彩(4F)

      愛知県名古屋市中区錦三丁目25-12 AYA栄ビル
      
      https://www.ayasakae.com/


■内容  :

世界芸術遺産作品と90歳となる現在までの創作活動を展示。

化学知識を基に一つの釉薬で七色を出し、窯が絵を描く

前史に例のない焼き物を発表し、国内外からの高い評価を

得る。


2016年、先進12ヶ国からなる国際芸術評議会監修の

初めての世界芸術遺産百科事典に、世界の国を対象に

芸術文化の先進国の有史以来の歴史の中から

真に重要な芸術家千名が選抜され、その内144点の

重要作品が展示されたが、陶芸では唯一、金田充夫の作品が

掲載される。


今回の展示では、陶芸を主に絵画、書、詩集を併せて展示。






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akaitouki at 08:27|PermalinkComments(1) 金田充夫の世界展 

和文化・日本の陶芸

生き方

生きている時は楽しくなけりゃ、だが、

先ずは苦難を味わってからでないと

できないこと。


命が保たれているのは

自然の力によるもの。


自然から色々な生き物の

色々な生き方を観て

色々の人の生き方を見て

自分の生き方の参考にする。


人それぞれ 自分は自分で生きてゆく。

良いのもは真似て

悪いものは戒めとする。



窯変紅葉茶碗「七彩」_66









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akaitouki at 15:54|PermalinkComments(0) 我が陶芸、我が人生 

和文化・日本の陶芸

世界は皆んなのもの

自分さえ良ければは

差別を生み争いをつくる。


人はそれぞれが自分であり、

自分だけが自分ではない。


世の中は自分の集合体である。


皆んなに良いものが善であり

害となるものが悪であるという

共通の認識を持つことが

平和な社会を作ることで、


一人よがりは過ちを生み

争いを作る。


総ての人に受け入れられ

癒しを与える美は

救いの神である。



窯変冬茶碗「七彩」_65









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akaitouki at 15:07|PermalinkComments(0) 我が陶芸、我が人生 

和文化・日本の陶芸

只の人間を神と崇めてすべてを捧げる人が居る

親身になって相談できる人が居ないと、

優しく近寄ってくる邪心の人に騙され

相手の罠にはまり

蟻地獄に落ち

どこまでも利用され、

その世界から抜け出すことが困難になる。


洗脳された心を戻すことは至難の業であり

本人が気付いて心を入れ替えない限り

そこから抜け出すことはまず無かろう。


総てが不幸であり

人生には確かな師を持つことが肝心である。



窯変紅葉茶碗「七彩」_64









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akaitouki at 15:03|PermalinkComments(0) 我が陶芸、我が人生 

和文化・日本の陶芸

人間は迷いの生きもの

確かなものが分からないから

何かを頼らないと生きてゆけない。


無知だと付け込まれ

うまい話にころりと騙されて

その一生を省みることなく

無駄にしてしまう。


広い知識を習得し

多面的に物を見る力を身につけて

一つの事に迷わされないようにして

洗脳されない心を持つこと。


人間は自然の中で生かされているから

総ては自然から学ぶこと。


自然美は嘘をつかない。



窯変冬茶碗「七彩」_63









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akaitouki at 14:39|PermalinkComments(0) 我が陶芸、我が人生 

和文化・日本の陶芸

この世は善と悪が共存する社会

元来、人間は善と悪の両方を持ち合わせており

理性を働かせて何とか善人を保っているが

時として悪に傾くことがある。


清く正しく美しくが人間本来あるべき姿であり

美はその純粋さが心を癒し人を救う

万人に通じる力がある。


美に国境なし、

美しい心を尊ぶ人を増やすことが

平和な社会の基盤となる。



窯変紅葉茶碗「七彩」_62









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akaitouki at 14:34|PermalinkComments(0) 我が陶芸、我が人生 

和文化・日本の陶芸

人生店終い、近し

脱サラし 陶芸を始め 一人道を貫き 

作品発表を続け 八十才を過ぎて 

芸術界で認められるようになる。


一釉で七色を出す前史にない焼き物を作り上げ

誰も観たことの無い世界を観ることができ


苦しかったことの多い人生であったが

総てが喜びの基となり いい人生になった。



自己採点 200点。



窯変紅葉茶碗「七彩」_61









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akaitouki at 12:54|PermalinkComments(0) 我が陶芸、我が人生 

和文化・日本の陶芸

後一年、九十才になったら

九十才になったら

運転免許を返納する。


外出が難しくなり

健康にと続けてきた

畑仕事も出来なくなり


後は家で

陶芸に専念することになる。


自然との触れ合いも少なくなり

気分転換の機会も減って

気力が落ちて来るので残念に思うが

そろそろ人生の店仕舞い。


これまで長く生きて

やりたい事が出来て

幸せな時を過ごせた事は

幸せに思う。


最後は ありがとう の言葉しかない。



窯変冬茶碗「七彩」_60









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akaitouki at 15:59|PermalinkComments(0) 我が陶芸、我が人生