和文化・日本の陶芸
稀少な赤い抹茶茶碗、窯変する焼成の楽しみ
陶器で鮮やかな赤色を出すことは稀少と言われますが、
その理由は、
鮮やかな赤を出す釉薬(ゆうやく)の顔料の沸点にあります。
釉薬を使い、鮮やかな赤色が現れた伝統的な陶芸作品は、
その多くが楽焼(らくやき)です。
陶器の中でも楽焼は、
750度から800度程度で焼成するため、
鮮やかな赤の顔料を器の肌に写すことができるのですが、
1,200度という高温で焼成する陶器では、
鮮やかな赤の顔料が沸点を超え、蒸発してしまうため、
鮮やかな赤色を器の肌に写すことは難しいのです。
当ブログでご紹介している赤い抹茶茶碗やぐい呑みが、
1,200度を超える高温で焼成しながらも、
鮮やかな赤色を発色させることができるのは、
独自に開発した釉薬と、
独特の焼成技法に秘密があります。
この抹茶茶碗は、見込みには鮮やかな赤色を、
器の胴肌は、赤の釉薬が橙(だいだい)、黄、緑、青など、
別の色に窯変しています。
一種類の釉薬でありながら、焼き方によって
色は様々に変化していきます。
その理由を突き詰めれば突き詰めるほど、
さらに色は多彩に変化します。
探究心が止むことはない。
それ故に陶芸はおもしろい。
赤いぐい呑みと抹茶茶碗の陶芸家生活のトップへ
その理由は、
鮮やかな赤を出す釉薬(ゆうやく)の顔料の沸点にあります。
釉薬を使い、鮮やかな赤色が現れた伝統的な陶芸作品は、
その多くが楽焼(らくやき)です。
陶器の中でも楽焼は、
750度から800度程度で焼成するため、
鮮やかな赤の顔料を器の肌に写すことができるのですが、
1,200度という高温で焼成する陶器では、
鮮やかな赤の顔料が沸点を超え、蒸発してしまうため、
鮮やかな赤色を器の肌に写すことは難しいのです。
当ブログでご紹介している赤い抹茶茶碗やぐい呑みが、
1,200度を超える高温で焼成しながらも、
鮮やかな赤色を発色させることができるのは、
独自に開発した釉薬と、
独特の焼成技法に秘密があります。
この抹茶茶碗は、見込みには鮮やかな赤色を、
器の胴肌は、赤の釉薬が橙(だいだい)、黄、緑、青など、
別の色に窯変しています。
一種類の釉薬でありながら、焼き方によって
色は様々に変化していきます。
その理由を突き詰めれば突き詰めるほど、
さらに色は多彩に変化します。
探究心が止むことはない。
それ故に陶芸はおもしろい。
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akaitouki at 23:30│Comments(0)│
│赤い抹茶茶碗の陶芸作品