和文化・日本の陶芸

日本の秋の風景、炎で描く紅葉の抹茶茶碗

一つの釉薬で七色を出す陶芸作品を紹介しています。


赤を基調として、

その赤を変化させる陶芸作品を作陶していますが、

”窯変南天赤 紅葉茶碗"という焼き物を作りました。


炎で描く紅葉の抹茶茶碗






原理は自然の応用です。



秋に紅葉する木の葉。


初めは緑色をしていますが、

黄や赤など様々な色に変わっていきます。



これは、気象の変化で

葉の分子構造が変わっていくからです。


自然は常に化学変化をしています。


日本の秋、紅葉の風景





窯変南天赤 紅葉茶碗という陶芸作品は、

燃焼科学によって、

釉薬に色として使う顔料の分子構造を変化させ、

たくさんの色を同時に作り出す

他に例のない独創的な焼き物です。


紅葉茶碗の見込




紅葉する抹茶茶碗はまさに、日本の秋を実感させます。


日本の紅葉を写す抹茶茶碗










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akaitouki at 20:21│Comments(4) 赤い抹茶茶碗の陶芸作品 

この記事へのコメント

1. Posted by takasugi   2009年10月11日 14:11
5 美しい作品を拝見させていただきました。紅葉の写真と比べてみてもそっくりで、このような陶芸作品があることに驚きです。実物も見てみたいです。どんな釉薬を使ってらっしゃるのでしょう。
2. Posted by みつお@赤い抹茶茶碗   2009年10月11日 15:55
takasugiさん

コメントありがとうございました。

この紅葉茶碗は、一種類の釉薬、一度の焼成で
窯変により紅葉のような景色が現れた珍しい
作品になりました。

釉薬は赤を基本に独自開発したものを使用して
います。

愛知県大府市に窯をおいていますので、個別に
ご連絡いただきましたら、ご案内させていただく
こともできますよ。
3. Posted by 山おとこ   2009年12月29日 11:42
5 抹茶茶碗というと、渋めのものばかりだと思っていました。この作品を見て、色鮮やかさに驚きました。ご紹介されているようにまさに紅葉そのものですね。目の保養をさせていただきました。またこちらに伺いたいと思います。
4. Posted by みつお@赤い抹茶茶碗   2009年12月29日 12:56
山おとこさん

ご訪問ありがとうございました。

この抹茶茶碗は、赤や橙、黄色や緑など、
自然の色に近い色合いが丁度良く現れました。

他の作品も引き続き、ご紹介していきたいと
思います。

またご訪問くださいね。

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