和文化・日本の陶芸

釉薬づくり、大自然には未知の材料がいっぱい

赤い抹茶茶碗や赤いぐい呑みを作る陶芸家生活ですが、

釉薬(ゆうやく)もあれやこれやと自分で作っています。


灰になるものなら何でも焼いて、

灰を作り、釉薬をつくります。


山の木から、畑の作物、原野の草木、茶がら、玉ねぎの皮まで。

みんなそれぞれ個性をもっており、

使えるもの、使えないものもいろいろ。


その中にひとつ、桑の木の株の灰がおもしろく、

灰釉として使うと鮮やかな緑色を出し、

志野に使うと昇華する銅を見事につかみ、

紫の霧を醸し出してくれました。


まだまだ未知の材料が大自然にはいっぱいあります。








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akaitouki at 10:42│Comments(0) 陶芸家生活について 

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